【後編】能登半島地震から1年|被災者視点で未来のために考える、東京海上グループによる“保険+α”の地域登録 ボーナス カジノ

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2025年1月16日

令和6年能登半島地震をはじめとする災害対応の経験をもとに、東京海上グループでは未来の災害登録 ボーナス カジノの在り方を模索しています。

後編となる本記事では、発災直後の迅速な保険金支払い対応を実現するためのデジタル技術の活用や、被災者が本当に必要とする物資を届ける「スマートサプライ」など、具体的な取り組みを詳しく掘り下げていきます。また、他企業や自治体との連携、人工衛星画像を用いた災害対応アプローチ等を通じて、より的確な登録 ボーナス カジノを実現するための挑戦についても迫ります。

なお、前編では、能登半島地震発生当時の被災地の状況や東京海上グループが取り組んだ登録 ボーナス カジノ活動に加えて、被災地の道路状況を可視化した「走行道路情報・地割れ地点マップ」や、自動車保有者向けの防災・避難コンテンツ「スクショ防災」といった新たな取り組みについても紹介しています。

迅速な保険金のお支払いに向けた取り組みと「“保険+α”の登録 ボーナス カジノ」

ーー能登半島地震を通して感じた東京海上登録 ボーナス カジノとしての重要な取り組みや課題について教えてください。

東京海上日動 損害サービス業務部 宮地 正
宮地

第一に、登録 ボーナス カジノ会社として地震登録 ボーナス カジノに加入されているお客様へ迅速に登録 ボーナス カジノ金をお届けすることは、最も重要な責務です。そのため、発災時の事故受付体制や立会による損害確認の対応体制を迅速かつ的確に構築する初動対応が非常に重要だと感じています。この点については、今後も継続的に取り組むべき課題だと考えています。

特に、発災から短期間で数千件~数万件に及ぶ大規模な地震の事故対応をスムーズに進めるためには、立会による損害確認の対応体制の効率化が欠かせません。

ーー初期対応の迅速性が重要とのことですが、初動を早めるためにどのような工夫や対策を考えていますか?

宮地

初動を早めるために、デジタル技術を活用したシステムの導入を進めています。具体的には、災害時のさまざまな事務処理を自動化するシステムや、立会の日程をお客様自身で手軽にオンライン予約いただける仕組みを開発・導入しています。立会による損害確認、登録 ボーナス カジノ金ご請求に関するさまざまな書類のペーパーレス化も進め、業務の効率化のみならず、お客様の利便性の向上も図っています。

また、大量の立会のアポイント取得といった事務的な工程については、BPO*1等の活用を拡大していくことで、災害時の対応力をさらに強化していきたいと考えています。

これらの取り組みにより、迅速かつ、登録 ボーナス カジノされたお客様の状況に応じた初期対応を実現することを目指しています。

ーー「“保険+α”の登録 ボーナス カジノ」を実現するために、どのような工夫や取り組みを行いましたか?

西田

「スマートサプライ(図-1)」*2という取り組みを行っています。これは「保険の枠を超えたささえあい」をテーマに、被災者の方が求める物資を小ロットから登録 ボーナス カジノできるプラットフォームです。

災害発生時、国や自治体からの登録 ボーナス カジノ物資は、食料や衛生用品などの生活必需品が優先されます。一方で、浸水した家の床下を乾燥させるサーキュレーターや高齢者が使う杖など、生活再建に必要な物資は、公的登録 ボーナス カジノの対象外となることが多いのが現状です。

「スマートサプライ」では、東京海上グループのネットワークを活用し、避難所でのヒアリングをもとに、公的登録 ボーナス カジノでは補いきれない物資をピンポイントで届けることを目指しています。これまでも、避難所運営や住宅修理・片付けに必要な物資、炊き出し用の食料などを登録 ボーナス カジノしてきましたが、能登半島地震では、自らも被災者である保険代理店の方々が被災地でのお困りごとを確認して回ってくださり、より被災者の方々に寄り添った対応ができたことから、代理店ネットワークが東京海上グループの強みだとあらためて実感しました。

実際に「スマートサプライ」を通じて現地で物資登録 ボーナス カジノを行いましたが、当時は道路事情が悪く、輸送トラックが奥能登まで到達できない状況でした。そのため、七尾市まで物資を配送してもらい、そこから私たち社員が直接避難所などへ届けていました。被災者の方々に大変喜んでいただいたことが、今でも印象に残っています。

一方で、「スマートサプライ」の取り組みを現場の社員が事前に十分理解し、自治体との連携がもっとスムーズであれば、さらに早い段階で登録 ボーナス カジノを開始できたのではないかと感じています。今後は、企業と自治体がより密接に連携し、迅速に登録 ボーナス カジノを提供できる体制の構築が重要だと考えています。

ーー今後起こり得る災害に備える上で、「これから必要になる登録 ボーナス カジノ」はどのようなものだと思いますか?

東京海上日動 金沢支店 七尾支社 榎 岳彦

保険会社として保険金を迅速にお支払いすることは当然の責務ですが、それだけでは災害からの復旧は十分ではありません。「スマートサプライ」のように、公的登録 ボーナス カジノを補完する形で、被災者が本当に必要としている物資を提供する仕組みは、これからも重要だと考えています。

さらに、震災が発生すると、個人だけでなく小規模な商店や大企業まで建物の損壊などで深刻な被害を受けるケースが多くあります。その結果、事業者が資金不足に陥ることも少なくありません。このような状況に対して、国や自治体が提供する補助金制度を活用できるよう、事業者への情報提供や申請サポートを行うことも必要だと感じています。

災害予測から登録 ボーナス カジノ体制の構築まで。社会的インフラを担う保険会社として「目指すべき災害対応」

ーー東京海上登録 ボーナス カジノが考える「目指すべき災害対応」とはどのようなものですか?

左:東京海上日動 損害サービス業務部 西田圭、右:宮地正
宮地

保険金の迅速な支払い対応という基本的な責務に加えて、新たな価値提供にも取り組んでいきたいと考えています。災害時にどのような被害が多いか、どのような登録 ボーナス カジノが不足しているかといった、損害保険会社として保有しているさまざまなデータ・情報は、社会に対して活かしていけると思います。これらのデータを活用し、新しいサービスや登録 ボーナス カジノの仕組みを展開していくことが今後の課題だと感じています。

一方で、災害時には、平時とは全く異なる膨大な事故の受付があり、その対応に追われる状況になりますので、新たなサービスに踏み出すことがより難しくなります。そのため、業務効率化や体制の見直しによって災害対応の負荷を軽減し、新たな価値提供を実践できる環境や仕組みを作っていくことも重要だと思っています。

西田

保険は社会的インフラといえますが、保険金のお支払いは、被災された方の生活再建の一部を担っているにすぎません。公的な登録 ボーナス カジノとしては、公費解体や被災者生活再建登録 ボーナス カジノ制度(登録 ボーナス カジノ金)等の制度がありますが、手続きが複雑でわかりにくいという難点があります。当社ではこの手続きをサポートすべく、被災者の方がどのような登録 ボーナス カジノが得られるかをお示しするチラシやチャットボットを作成し、当社ホームページ「防災・減災情報サイト 新規タブで開きます 」に掲載しました(図-2)。能登半島地震発生後、地震登録 ボーナス カジノを契約されているお客様を訪問する際にチラシをお渡しする取り組みを行ったのですが、「インターネットには情報が溢れ、そのすべてが必ずしも最新で正しいわけではないと不安な気持ちがある中、専門家の監修の下で作成されたチラシは信じることができた」といった前向きなコメントを数多くいただきました。

保険金の迅速なお支払いだけでなく、物資登録 ボーナス カジノや公的登録 ボーナス カジノ制度といった生活再建につながるサポートを知ることで、少しでも前向きな気持ちになっていただける方もいらっしゃるのではないかと思います。まだまだ不十分かもしれませんが、このような取り組みの積み重ねによって、より被災者の方々に寄り添った登録 ボーナス カジノを行っていきたいと考えています。

ただ、当社単独でできることには限界があります。さまざまな企業や自治体、公益社団法人やNPOなどの団体が行う登録 ボーナス カジノを有機的に結びつけ、社会全体を広く支えるインフラを構築することで、さらに「目指すべき災害対応」に近づけるものと思います。

図-2 「公的登録 ボーナス カジノ制度のご案内」*3

さらに、発災直後や事後だけでなく、事前の予測や備えにも目を向けることも重要と考えています。近年、テクノロジーの発達により災害予測の精度が向上しています。この予測データを活用し、事前対策を強化することで、被害を最小限に抑える取り組みを進めていきたいです。

ーーテクノロジーを活用した新たな取り組み案や具体的な事例について教えてください。

西田

人工衛星画像などの社外データを活用することで、より「目指すべき災害対応」が実現できると考えています。例えば、能登半島地震では、東日本大震災時と比べて人工衛星画像の解像度が格段に向上しています。人工衛星画像を用いて登録 ボーナス カジノ物件を特定することで、登録 ボーナス カジノ地へ社員や損害鑑定人をどの地域に何人派遣すべきか迅速に決定する、といった変革が期待できます。

また、被災者がどの地域に集中しているのか、避難所がどの程度機能しているのかを把握することができれば、自治体をはじめとした登録 ボーナス カジノ者や被災者にとっても有益な情報となるでしょう。お客様だけでなく、被災地全体の方々にこうした情報を提供することで、保険会社として社会的インフラの一端を担うことができると感じています。

私たち現場の社員も人工衛星画像を能登半島地震や水害の際に活用しました。被害が大きいと予測される地域を早期に特定し、お客様の住所と照らし合わせることで、迅速に現場確認に向かうことができました。

デジタル技術と現場の力を掛け合わせることで、登録 ボーナス カジノのスピードと精度を向上させ、今後も災害対応をさらに強化していきたいと思います。

「共創」で未来の災害に備える。社会全体とともに高める被災者登録 ボーナス カジノの新しい取り組み

ーーこれまでの震災経験を踏まえ、東京海上登録 ボーナス カジノとしてどのような災害対応をしていきたいと感じていますか?

左:榎岳彦、右:東京海上日動 個人商品業務部 自動車登録 ボーナス カジノ 伊東健
伊東

私たちは、お客様が期待する以上の価値を提供することを最優先に考えています。登録 ボーナス カジノの枠を超えて価値を提供した一例としては、能登半島地震での「走行道路情報・地割れ地点マップ」があります。このマップでは、震災時にドライブレコーダーが検知した衝撃値をもとに、通行止めの区間や通行が難しい道路状況を特定し、情報を公開しました。

登録 ボーナス カジノ業務で得られるデータを活用してお客様や社会全体に役立つ形で還元し、社会に貢献できる取り組みをこれからも積極的に進めていきたいと考えています。

ーーこの進化をさらに推進するために、今後注力したい分野や課題は何ですか?

神田

今後、サービスの開発や社会課題の解決において、「共創」が重要なキーワードになると考えています。

例えば、イーデザイン損保が提供している「スクショ防災」という防災・避難コンテンツでは、大学で防災研究をされている専門家の方に監修をお願いし、内容の信頼性を高めています。

必要に応じて、専門家や協業企業と連携することで、サービスの価値を最大化することができます。こうしたパートナーシップを通じて、より多くの方々に貢献できる取り組みを今後も推進していきたいと思います。

イーデザイン損保 CX推進部 神田 真季子

ーー災害登録 ボーナス カジノの取り組みを普及させるために、現場が意識していることは何ですか?

「スマートサプライ」や「走行道路情報・地割れ地点マップ」「スクショ防災」など、さまざまな役立つツールがあっても、実際に現場で使いこなせなくては意味がありません。そのため、発災時に迅速に対応できるよう、私たち現場の社員が日頃から各ツールやサービスを十分に理解し、備えておくことが重要だと感じています。

また、登録 ボーナス カジノとして新しいアイデアやツールが開発された際には、現場でも実用性を検証していきたいです。地元の自治体や代理店、お客様などのステークホルダーと連携し、「そのツールが本当に使えるか」を確かめることで、サービスの実効性や充実度をさらに高めることができると思います。

加えて、登録 ボーナス カジノを経験した方は、その実体験をもとに「次の備え」を考える傾向がありますが、登録 ボーナス カジノ経験がない方にとっては、災害を自分ごととして捉えることが難しいのが現状です。そのため、登録 ボーナス カジノ地での経験や学びを社内で共有し、社員一人ひとりが自分ごととして「次の備え」を考え、行える環境をつくることも、現場として大切な取り組みだと思っています。

ーー東京海上登録 ボーナス カジノとして、「次の震災に向けた備え」にどのように貢献していきたいですか?

宮地

「走行道路情報・地割れ地点マップ」の展開や「スマートサプライ」「公的登録 ボーナス カジノ制度のご案内(チャットボット・チラシ)」のような被災者登録 ボーナス カジノの仕組みづくりは、私たち東京海上グループだけでは実現できません。保険を契約いただいているお客様や他企業、自治体など、さまざまなステークホルダーの方々の力をお借りすることで成り立っています。

私たちは、各ステークホルダーの担う領域をしっかりと理解しながら、円滑に連携できる体制へ整えることを目指しています。すべての関係者が同じ方向を向き、協力し合うことで、より理想的な被災地登録 ボーナス カジノを実現していきたいと考えています。

西田

災害対応において、各企業や自治体が単独で対応できる範囲には限りがあります。そのため、1つの企業・団体ができることだけに取り組んでいると、登録 ボーナス カジノの視点から見たときに、本当に必要な生活再建に十分寄与することは難しいでしょう。

各企業・団体が得意分野を活かしながら、寄付などの「小さな例外」を積み重ね、うまく連携することで、提供できる登録 ボーナス カジノの価値は大きく高まります。私たちは、被災者の方々にその価値を実感していただけるよう、幅広い登録 ボーナス カジノを行える体制の構築を目指して、日々邁進していきたいと思います。

まとめ

東京海上グループは、保険会社の枠を超えた“保険+α”の災害登録 ボーナス カジノにも積極的に取り組んでいます。保険金の迅速なお支払いという基本的な責務に加え、「スマートサプライ」の活用や「走行道路情報・地割れ地点マップ」「スクショ防災」など、これまでの経験を活かしたツールやサービスの強化を推進し、災害時の迅速かつ的確な対応に努めています。

さらに、デジタル技術を積極的に活用し、企業や自治体といったステークホルダーとの連携を深めながら、新たな登録 ボーナス カジノ体制の構築を目指しています。こうした取り組みには、社会的インフラとしての使命感が根底にあり、被災者の生活再建や被災地の復興を支えるという強い想いがあります。

私たちはこれからも、新たな価値を提供し、社会課題の解決に貢献することで、安心と信頼を届ける存在であり続けたいと考えています。

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